銀河かにたま伝説

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#29 日本語再ローカライズから始めるT1FGのPVP その④(例のミンマター戦闘型フリゲートについて)

こんにちは、かにたまです。

先日のPVPを始められた方が見てくださった記事は、

「名前を呼んではいけないあの船」

100隻落とすまで乗った経験則を書いたものでした。

 

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どこかで見覚えのあるフォルム

 

今、改めて「あの船」のことを振り返ってみると

「あの船」は初心者向きの船ではないという私なりの結論に達しました。

おそらくスキル依存度がとてつもなく高い船だからです。

また、PS(プレイヤースキル)も非常に高い次元で問われます。

「は?どの船もそうでしょ?」

と思われるでしょうが、「例のあの船」はその中でも群を抜いてます。

 

そもそもどうして「例のあの船」がスキル依存度の高い船なのでしょうか?

それは「あの船」がアトロン・ケストレルトーメンターのように

必殺の戦術をもっているわけではないからではないかと思います。

例えばデュアルウェブケストレルの場合、

アーマープレートをロースロットに積むのですがその場合の速度低下は

ウェブ2枚を相手に当てた時点でほとんど問題にならなくなってきます。

(一部クソ早艦に関してはウェブの種類と、

プロップのOH具合とインプラにより突っ込んでくる場合もある。)

デュアルウェブケストレル「必勝の型」と呼べるものなんですが、

これはCPUとPG、まあT2ランチャーが積めれば割と簡単にできます。

 

でも「あの船」はそうはいかない。

近距離型なら定食セットであるスクラム・ウェブ・AB」で、

対応せざるを得なくなってきます。

しかもなんとそれぞれキャパシタ消費減のスキルがあります。

 

 

あるあるの例えですが「例のあの船」が近距離戦をした場合、

ほぼ間違いなく「完敗」ってことはなくてお互いの削り合いです。

リペアを回すと大体「あの船」キャパシタはあっという間に枯渇するんですが、

その中で、しっかりスキルを取っていたら

Small Ancillary Armor Repairer がもう1回転回せたかもしれないです。

その1回転で何が変わるの?と思うでしょうが、

実際アトロンとかと殴り合うとその1回転で変わっていたかもしれない

という場面が結構あります。

 

また、下記のJPwikiさんのように、アーマープレートを積むパターン。

eveonline-japanwiki.com

 

上記リンクのJPwikiさんのFitは200mmのプレートを積んでいます。

200mmなのでマイルドな感じですが、400mmを積む場合もあります。

この時点で「アーマーレイヤー」スキルの必要性が生じます。

何故ならプレートを積むとABやMWDを使った時の速度が落ちるから。

他の船に比べて「あの船」は 速い ことが大きな特徴です。

そのデメリットを少しでも打ち消したいと思うのは当然だと思います。

そのスキル差でレンジコントロールが変わってくるかもしれないですから。

 

もう一度言います。「完敗」はないんです。

無いが故に私はそれが許せない。

スキルのせいにして可能性の芽、

言い換えれば「言い訳の余地」を残してしまうのが私の性格上非常につらいです。

例えそれが私自身の判断のミスによる結果だとしても。

言い訳の余地があることに逃げてしまいそうになります。

 

 

その他の船であれば割り切りや、反省点もすぐに洗い出せます。

今愛用しているビームトーメンターだったら懐に潜り込まれた時点でかなり厳しい

敗因は倒しきれる状態にする前に懐に潜り込ませてしまった。」

その敗北を回避するためにどうすればいいかを考えればいいだけです。

 

ですが、「あの船」は違います。

もしスキルが1つ上ならば押しきれたかもしれない。

もしスキルが1つ上なら引きはがせたかもしれない。

もしスキルが1つ上ならもう一回転AARを回せたかもしれない。

もしスキルが........。

 

例え全スキルがMAXだったとしてもさらに、

もしあの時〇〇していれば勝てたかもしれない。

もしあの時△△していれば勝てたかもしれない。

もしあの時........。

今度は操船や操作上の反省点が出てきて、

さらにさらにFitの問題すら出てきます。

 

どう考えても玄人志向の船です。

 

私としては皆さまにぜひ一度「例のあの船」に乗ってみて欲しいと思います。

特にトーメンター・ケストレル・ブリーチャー・アトロンなど優秀なFGに乗った方に。

必勝の型がない難しさを感じてもらえるはずです。

逆に型が無い故に操作や操船、駆け引きの妙を楽しめるも事実で、

一部熱烈な信者がいることも納得するに難くありません。

 

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(先日Tamaにてこの船の狂信者がローカルで騒いでるのを見たわ……)

 

昔は「あの船に始まり、あの船に終わる」くらいメジャーで人気もあったようですし、

実際非常に強かったようでゲーム内外でところどころにその名残が散見されます。

例えばpyfaのアイコン「あの船」ですし、

ゲーム内では装備アイコンの丸の中と、

装備ウィンドウ内のカーゴホールドのアイコン「あの船」です。

 

 

最後に、この記事を書くに当たって、

久しぶりに EVE-UNI の「例のあの船」のページを開いてみたんですが、

私が100隻チャレンジをするきっかけというか原因となった

リフターはすべてのPVPの基本である!」的な資料へのリンクが

 

跡形もなく消え去っていました!

 

うそだろ........

 

マジかよ........

 

信じられない........

 

こんなことってあるの........

 

そうですね、今の私のリフターへの印象は、

 

「船の形をした詐欺師」

 

だと思っています。

 

 

【コーポの紹介】

forums.eveonline.com

 

今日は駄文はなし。

次回は先日の「観る」の続き。

実戦形式トーメンターを記載したいと思います。